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名古屋・センチュリーシネマで青山真治監督追悼 第2弾 『 エリ・エリ・レマ・サバクタニ 』『ユリイカ/EUREKA』を上映 12月16-29日

Ⓒ2001 J WORKS FILM INITIATIVE

ボイドサウンド上映で

 2022年3月21日に亡くなった映画監督、青山真治さんを偲んで、名古屋のセンチュリーシネマで2022年12月16〜29日、青山真治監督追悼上映第2弾が開催される。同シネマの22周年記念のイベント。

 上映作品は、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(2005年)と『EUREKA/ユリイカ』デジタル・マスター完全版(2001年)。映画館の音響機材の能力を最大限に使い、映画の音を 1 本 1 本調整するボイドサウンドで上映される。

 追悼上映の第1弾は、7月末から8月初めにかけて開かれ、「EUREKA/ユリイカ」デジタル・マスター完全版と浅野忠信初主演映画「Helpless」(1996年)が上映された。

『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』

©2005 OLM / VAP / TOKYO FM

 上映期間は、2022年12月16日(金)~12月22日(木)。12月17日(土)18:10の回と12月18日(日)14:45の回は、上映後、仙頭武則プロデューサーが登壇する。

『EUREKA/ユリイカ』

Ⓒ2001 J WORKS FILM INITIATIVE

 上映期間は、2022年12月23日(金)~12月29日(木)。12月24日(土)11:50の回は、上映後、仙頭武則プロデューサーが登壇する。12月25日(日)12:30の回、12月26日(月)12:30の回は、上映後、俳優(秋彦役)の斉藤陽一郎さん、仙頭武則プロデューサーが登壇する。

青山真治監督追悼上映 第2弾 概要

『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』ボイドサウンド上映
上映期間:12月16日(金)~22日(木)
料  金:シネクラブ会員1,500円、その他一律1,900円(招待券不可)
トークイベント
12月17日(土)18:10の回と12月18日(日)14:45の回の上映後に仙頭武則プロデューサーが登壇する。

『EUREKA/ユリイカ』デジタル・マスター完全版 ボイドサウンド上映
上映期間:12月23日(金)~29日(木)
料  金:一律2,000円(招待券不可)
トークイベント
12月24日(土)11:50の回の上映後に仙頭武則プロデューサーが登壇する。12月25日(日)12:30と12月26日(月)12:30の回の上映後に俳優(秋彦役)の斉藤陽一郎さん、仙頭武則プロデューサーが登壇する。

ボイドサウンド上映って?

 爆音上映で知られる boid主宰の樋口泰人さんが機材を映画館に持ち込むのではなく、映画館の音響機材の能力を最大限に使い、映画の音を 1 本 1 本調整。耳ではなく、体全体で音を聴き、感じることを目指し音量を上げる。実際に会場で音響を聴きながら、映画の面白さを引き出す調整を施して上映する。

 『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』では、伝説のライブシーンを爆音で体感できる。『EUREKA/ユリイカ』では、自然、生活の環境音、セリフが際立つような臨場感が体験できる。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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