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あいち国際女性映画祭2024 2024年9月5-8日に名古屋・愛知県女性総合センター(ウィルあいち)などで開催

29回目 多彩なイベントやシンポジウムも

 国内外で活躍する女性監督の作品や、女性に注目した映画を集めた「あいち国際女性映画祭2024」が2024年9月5〜8日、名古屋の愛知県女性総合センター(ウィルあいち)とミッドランドスクエア シネマ2を会場に開催される。

 29回目を迎える今回は、世界初公開1作品、日本初公開3作品、愛知初公開9作品を含む招待作品等20作品と、フィルム・コンペティション作品16作品(山形国際ドキュメンタリー映画祭からの招待作品1作品を含む)の全36作品を上映する。

 韓国ガールズグループKARAのメンバーのカン・ジヨン(知英)さんや、カルーセル麻紀さん、青木さやかさんをゲストに迎えてのトークイベントや、中京テレビアナウンサーの恩田千佐子さんによる講演会なども企画されている。

開催概要

主催:公益財団法人あいち男女共同参画財団、あいち国際女性映画祭2024運営委員会
日程:2024年9月5日(木)~8日(日)までの4日間
会場:(1) 愛知県女性総合センター(ウィルあいち)名古屋市東区上竪杉町1
   (2) ミッドランドスクエア シネマ2 名古屋市中村区名駅4-11-27 シンフォニー豊田ビル2階
上映作品:全36作品

区分海外作品国内作品備考
招待作品等12820世界初公開1作品
日本初公開3作品
愛知初公開9作品
フィルム・コンペティション作品9716アニメ4作品
ドキュメンタリー4作品
ドラマ7作品
招待1作品
211536

チケット

☆ウィルあいち会場上映作品 ※ 全て自由席
 ◆作品別チケット・前売(販売期間:7月24日~9月4日)
 一般/1枚1,000円 障害者・子ども・学生/1枚600円
《販売場所》
・あいち国際女性映画祭事務局(ウィルあいち内)
・愛知芸術文化センター・今池ガスビルの各プレイガイド
・ローソンチケット(Lコード:40022)https://l-tike.com/aiwff/
・Boo-Wooチケット https://l-tike.com/bw-ticket/cinema/aiwff/
 ◆作品別チケット・当日(販売期間:9月5日~9月8日)
 一般/1枚1,300円 障害者・子ども・学生/1枚600円
《販売場所》
・ウィルあいち会場チケット売場
・ローソンチケット(URL・Lコードは前売と同じ)
・Boo-Wooチケット(URLは前売と同じ)
※ローソンチケット及びBoo-Wooチケットの販売期間は各作品上映日の前日まで

☆ミッドランドスクエア シネマ上映作品 ※ 全て指定席
 ◆作品別チケット・前売/当日(販売期間:7月24日~9月7日)
 一般1枚1,300円 障害者・子ども・学生/1枚600円
《販売場所》
・ミッドランドスクエア シネマ窓口
・ミッドランドスクエア シネマチケット購入サイト http://www.midland-sq-cinema.jp/

◉リフレットのダウンロード⇨こちら

今回の特色

①多彩なゲストトーク
 作品上映後、女性監督等のトークイベントを実施。韓国ガールズグループKARAのメンバーのカン・ジヨン(知英)さんや、カルーセル麻紀さん、青木さやかさんらが監督とともに登壇する。日本初公開作品『盛夏の聲』と『3つのコードと真実』では、海外在住の監督によるオンライントークも。
<作品別ゲスト一覧>
【海外作品】
・『盛夏の聲』(中国映画)チャン・ユーディ(張裕笛)監督 ※オンライン
・『ジンセン・ボーイ』(韓国映画)チョ・ハンビョル監督、カン・ジヨン(知英)さん
・『3つのコードと真実』(オーストラリア映画)クレア・パスヴォルスキー監督 ※オンライン
【国内作品】
・『99%、いつも曇り』瑚海みどり監督
・『アディクトを待ちながら』ナカムラサヤカ監督、青木さやかさん(俳優)
・『パルバティ・バウル 黄金の河を渡って』阿部櫻子監督
・『わたしのかあさん —天使の詩―』山田火砂子監督
【特別企画】
・『ワタシって何もの』奥田瑛二監督
・『一月の声に歓びを刻め』三島有紀子監督、カルーセル麻紀さん(俳優)
・ 『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』宮川麻里奈監督

②フィルム・コンペティション
9月7日(土) 10:00~
 今回から「ドキュメンタリー部門」を新設し、「アニメーション部門」「ドラマ部門」を合わせた3部門において、国内外の女性監督が制作した30分以内の短編作品を上映する(アニメーション部門4作品、ドキュメンタリー部門4作品、ドラマ部門7作品、招待作品1作品の計16作品)。俳優で映画監督の奥田瑛二さんに審査委員長を委嘱。授賞式では各部門の「グランプリ(賞金各20万円)」及び「観客賞(賞金各3万円)」を授与。

③シンポジウム
9月6日(金) 14:50~16:30 『ピース・バイ・チョコレート』上映後
シンポジウム「カナダに学ぶ『多文化主義』と移民・難民政策」
 日本文化にも造詣が深いパデュー領事と、名古屋を中心とする地域に在住する難民の支援活動をされている羽田野さんが多文化主義、難民・移民をキーワードに話す。
ゲスト:デイヴィッド・パデューさん(在名古屋カナダ領事館領事)、羽田野真帆さん(名古屋難民支援室コーディネーター)
進行役:佐藤久美(名古屋国際工科専門職大学教授・同映画祭イベントディレクター)

④講演会
9月7日(土) 12:15~13:15 『3つのコードと真実』上映後
講演会「すべてが生きる糧」
 2017年に乳がんの手術を受けた恩田千佐子アナウンサーが、治療を受けながらの就労やキャリアを積まれるなかでの苦労など、さまざまな壁を乗り越えた今だからこそ語れること・感じることなどを話す。
ゲスト:恩田千佐子さん(中京テレビアナウンサー)
進行役:佐藤久美(名古屋国際工科専門職大学教授・同映画祭イベントディレクター)
参加費:無料


※あいち国際女性映画祭2023については、こちら

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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