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愛知県芸術劇場が2021年度自主事業ラインナップを発表

 愛知県芸術劇場が2020年11月25日、2021年度の自主事業ラインナップを発表した。

 大ホールでは、ダンサー、振付家の勅使川原三郎さんが同劇場の芸術監督になって初めて構成・演出・振付をするダンス『風の又三郎』を上演。英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルが伝説のバレリーナの生涯を踊る『Two Feet』、日生劇場のNISSAY OPERA『ラ・ボエーム』も披露される。

  この地域のダンスの活性化と交流促進を目的に、 『風の又三郎』には、オーディションによって、東海圏にゆかりあるバレエ経験者たちが出演。夏には、家族で楽しめるファミリー・プログラムを実施する。小ホールでは、年間を通して、ミニセレシリーズを継続する。

 夏のファミリー・プログラムでは、 毎年人気の日生劇場の物語付きクラシックコンサートや、 アンデルセン童話を下敷きにした ノルウェーのダンス・カンパニーによる『えんどうまめとおひめさま』を上演。県内ツアーも含め、家族で気軽に劇場に来てもらえるように展開する。

 ミニセレでは、オランダ・アムステルダムを拠点に活動するピアニスト、美術家の向井山朋子さんが360度の映像空間で演奏するコンサートや、2020年10月にグッドデザイン賞を受賞したダンスハウス「Dance Base Yokohama」と創作する新作公演も開催する。

 このほか、大ホールを無料開放するオープンハウスを開催。舞台芸術の裾野を広げようと、普及啓発事業や、スタッフ、アーティストの両方を育てる人材養成事業にも力を入れる。

 2021年度年間スケジュールのチラシは、こちら

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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