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2024年の愛知県芸術劇場ファミリー・プログラム GWは「オープンハウス」(4月27日)と「THE オルガンNIGHT&DAY 2024」(5月2,3日)を開催

GWと夏休みを中心に開催する舞台芸術フェスティバル

 ゴールデンウィークと夏休みを中心に開催する愛知県芸術劇場ファミリー・プログラムで2024年4月27日に「愛知県芸術劇場オープンハウス」、5月2、3日に「THE オルガンNIGHT&DAY 2024」が開催される。

 7~9月の夏休み期間には、鑑賞公演や体験型のイベントも開催。

 スコットランドのUKシアターアワードで「子どもと若者のためのベストショー」を受賞したパフォーマーによる一人芝居「ペック from スコットランド」は、7月19日~8月9日の期間、同劇場をはじめ、豊橋、碧南、知立、名古屋(瑞穂)、稲沢、蒲郡、半田、知多の愛知県内9カ所の劇場をツアーする。

 その他、「あかちゃんと踊ろう」や「げきじょうたんけんツアー」などの体験型のイベントも催される。

愛知県芸術劇場オープンハウス

公式サイト

 大ホールと小ホールの一部を一日無料開放するイベント。
 
 今回は、ステージや客席、ホワイエ、ビュッフェなどを自由に見て回れる「自由見学」のほかに、舞台機構など、舞台の仕掛けをショー形式で観られる「舞台カラクリ SHOW」や子どもたちを対象とした参加型イベントも開催。

 劇場がはじめての0歳の赤ちゃんからホールに馴染みのある人まで、どなたでも来場できる。

日 程:2024 年 4 月 27 日(土)
会 場:愛知県芸術劇場大ホール(愛知芸術文化センター2F)、小ホール(同 B1F)

◉大ホール

イベント時間場所
自由見学①10:30~12:00
②13:00~14:30
③15:30~17:00
ホワイエ、客席、ビュッフェなど
舞台カラクリSHOW①11 :15~30
②13:45~14:00
③16:15~30
各回15 分程度
ホール内
客席コース
舞台コース

◉小ホール

イベント時間場所
自由見学11:45~13:45ホワイエ、ホール内
参加型イベント
*要事前申込
14:15~15:00ホール内

舞台カラクリ SHOW受け付け終了
参加型イベント(小学生対象)⇒申し込み

THE オルガン NIGHT&DAY 2024

公式サイト

 “短めのプログラム”、“出かけやすい時間”、“ワンコイン”と“手軽さ”を追求した初心者向けのパイプオルガンのコンサート。

 NIGHT は、中学生以上にオススメの雰囲気あるゆったりとした曲目を演奏。翌日開催する DAYは、3歳以上にオススメの幼児向けを 11:00から、8 歳以上にオススメの子ども向けを 14:00から開催する。

 いずれのコンサートも愛知出身のオルガニスト渋澤久美さんが演奏。DAY には名古屋出身のソプラノ歌手、加藤恵利子さんも加わる。

演奏曲目(NIGHT)
ゆったりとした雰囲気の曲や、オーケストラのような迫力満点の曲を楽しめる。
G.ヴェルディ :歌劇『アイーダ』より 凱旋行進曲
J.S.バッハ :「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV147 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
ベートーヴェン :『笛時計のための 5 つの作品集』より アレグロ WoO.33-3
N.ロースソーン:ロンドンデリーの歌による前奏曲
L.ボエルマン :ゴシック組曲 op.25 より III:ノートルダムへの祈り IV:トッカータ

演奏曲目 ( DAY)
うたのお姉さんと一緒に、なじみのある曲を一緒に歌ったり、聴いたり。
11:00 公演 幼児向け
ドレミのうた (ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』より)
小さな世界
さんぽ (『となりのトトロ』 より) ほか

14:00 公演 子ども向け
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 より トッカータ
いつも何度でも(映画『千と千尋の神隠し』より)
パッヘルベルのカノン ほか

オルガン耳より講座(コンサート終演後)
 調律や定期的なメンテナンスを行うオルガンビルダーの望月一郎さんと劇場支配人がパイプオルガンの音の出る仕組みや、特徴を解説する講座。支配人が来場者目線での質問を交えながら、楽器の魅力を深掘りする。※THE オルガン NIGHT、DAY(14:00)のみ開催

ペック from スコットランド

公式サイト

Ⓒ坂内太

 スコットランドの UKシアターアワードで「子どもと若者のためのベストショー」を受賞したスコットランドのパフォーマーによる一人芝居。

 7 月19日~8月9日、同劇場をはじめ、豊橋、碧南、知立、名古屋(瑞穂)、稲沢、蒲郡、半田、知多の県内9カ所の劇場をツアーする。

 愛知県芸術劇場小ホールでは、2024年7月19日(金)16:00/19:00、20日(土)11:00/14:00、21日(日)11:00/14:00に開催。その他の県内ツアーは下記の日程。

7/24(水)穂の国とよはし芸術劇場 PLAT
7/26(金)碧南市芸術文化ホール
7/28(日)パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)
7/31(水)名古屋市瑞穂文化小劇場
8/02(金)名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)
8/04(日)蒲郡市民会館
8/07(水)瀧上工業雁宿ホール(半田市福祉文化会館)
8/09(金)知多市勤労文化会館

体験型のイベント

公式サイト

 普段は見ることができない劇場の裏側を見学できるバックステージツアー「げきじょうたんけんツアー」(7月25日)や、赤ちゃんと保護者でダンスする「赤ちゃんと踊ろう」(8月20、21日)も開催する。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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