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豊橋市美術博物館(愛知県)で「光庭クロストーク~『国島征二をめぐって』」2024年4月27日に開催予定

豊橋市美術博物館の2024年3月1日のリニューアルオープンに合わせ、国島征二の作品を設置

 老朽化による大規模改修工事のため、2022年6月から長期休館していた愛知県豊橋市美術博物館の2024年3月1日のリニューアルオープンに合わせ、岡崎市を拠点に制作し、2022年3月に亡くなった美術家、国島征二さんの石彫《Untitled》が同館中庭に設置された。

 同館では、リニューアルとともに、中庭の彫刻展示を一新し、鑑賞スポット「光庭ひかりにわ」が誕生。国島さんの彫刻が設置された。

 4月27日(土)14:00~15:30には、設置を記念し、「光庭クロストーク~『国島征二をめぐって』」が開催される予定。

 生前、作家と深い付き合いがあった美術関係者らが、作家を追悼しつつ、作家の人となりや制作姿勢、作品論などをそれぞれの視点から語る。

イベント概要

日 時:2024年4月27日(土)14:00~15:30
会 場:豊橋市美術博物館 講義室 及び 光庭
登 壇:木本文平(碧南市藤井達吉現代美術館館長)、今泉岳大(岡崎市美術博物館学芸員)、井上昇治(WEBメディア主宰)
司 会:丸地加奈子学芸員
定 員:50名(先着順)  
聴講料:無料

豊橋市美術博物館リニューアルオープン

見どころ1
 施設の展示・保存環境や利便性が向上! 新たなスポットも誕生!
・空調設備を取り替え、今まで以上に温度、湿度を一定に保てるようになった。
・照明機器を取り換え、展示物にあたる照明の光の量を調整できるようになった。
・玄関ホールにエレベーターを設置し、館内の移動がスムーズになった。
・授乳室やキッズスペースを新設した。
・館内中庭の彫刻展示を一新、「光庭」として鑑賞スポットが誕生。

見どころ2
 リニューアルオープン記念展「ブルターニュの光と風 画家が憧れたフランスの異郷」を会期中無休で開催!
会期:2024年3月1日(金)~4月7日(日)
場所:美術博物館 1階展示室
さまざまな関連イベントのほか、ミュージアムカフェ「ネオこすたりか」では「コラボメニュー」も用意している。

見どころ3
 地域の歴史文化を紹介する常設展示「とよはしの歴史」を公開!(2階展示室)
・先史から現代に至る豊橋の歴史を18のテーマに沿って通史的に学べる。
・ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」を利用できる。(全館 WI-FI 完備)

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 国島さんは生前、愛知県岡崎市のノブギャラリーやmasayoshi suzuki gallery、名古屋市のL ギャラリー、岐阜市のなうふ現代、豊橋市のサンセリテなどで個展を開いてきた。

 他の関連記事として、「ふるかはひでたか展 なうふ現代(岐阜市)で9月3-25日」「3:IA/magazine創刊記念展「境界」masayoshi suzuki gallery(愛知県岡崎市)で2022年8月6日-9月4日」「鯉江良二へのオマージュ展 ギャラリー数寄(愛知県江南市)で8月6-21日」「陶芸家の鯉江良二さんが死去」「国島征二 土屋公雄二人展 masayoshi suzuki gallery」がある。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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