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第20回AAF戯曲賞受賞作品『リンチ(戯曲)』を読んでみる

『リンチ(戯曲)』

 第20回AAF戯曲賞の大賞に選ばれた『リンチ(戯曲)』(羽鳥ヨダ嘉郎さん)を、平倉圭横浜国立大学准教授(芸術学・知覚論)と読む「第20回AAF戯曲賞受賞作品『リンチ(戯曲)』を読んでみる」が、2021年11月25、26日20:00~22:00にオンラインで開催される。

 愛知県文化振興事業団(愛知県芸術劇場)主催。無料だが、申し込みが必要。

 さまざまな要素を織物のように織り込んだ『リンチ(戯曲)』を2日間に分けてじっくり読む。

 各シーンを声に出して読んだ後、 平倉准教授 と気になった点や思ったことについて話し合うゼミ形式の会。

 はじめてこの戯曲を読んだとき、土方巽の『病める舞姫』を思い出しました。内臓に振り付けられていると言ってもよいかもしれない。とにかく衝撃的な戯曲です。
                      ―平倉圭

https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000703.html

日程

●2021年11月25日(木)20:00~22:00
 『リンチ(戯曲)』シーン1 を読む

●2021年11月26日(金)20:00~22:00
 『リンチ(戯曲)』シーン2 を読む

平倉圭プロフィール

 1977年生。横浜国立大学准教授。

 芸術制作における物体化された思考の働きを研究している。

 著書に『かたちは思考する――芸術制作の分析』(東京大学出版会、2019年)、『ゴダール的方法』(インスクリプト、第二回表象文化論学会賞受賞)ほか。

申し込みなど

 対象は、戯曲や文学に興味のある人、演劇に興味のある人、パフォーマンスの創作や舞台への出演に興味のある人、戯曲賞に興味のある人、社会と演劇の接点に興味のある人。

 オンラインでZoomを使用するため、パソコン、スマートフォン、タブレット等の端末とインターネット接続環境が必要。

 各開催日の前日までに、メールで、ZoomのURLを知らせる。当日は、ビデオon・音声onにできる環境で参加する。

 メールで、ws2@aaf.or.jp 宛てに、件名を「『リンチ(戯曲)』を読んでみる」とし、本文に①名前(ふりがな)、②参加希望日(1日のみ・両日、どちらも可)を記入して申し込む。

 「第19回AAF戯曲賞は小野 晃太朗「ねー」 愛知県芸術劇場」も参照。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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