- 2019年10月29日
- 2022年4月9日
高柳恵里 それは、正確であるか
See Saw gallery +hibit(名古屋) 2019年9月10日〜10月26日 山本 さつき(美術批評) 高柳の作品が現実的には主体による構造化や造形によるに違いないとしても、作家自身の言葉としては「もの」があたかも自分の意志でそうなっている、そう選びとっているといった話法を多用するこ […]
See Saw gallery +hibit(名古屋) 2019年9月10日〜10月26日 山本 さつき(美術批評) 高柳の作品が現実的には主体による構造化や造形によるに違いないとしても、作家自身の言葉としては「もの」があたかも自分の意志でそうなっている、そう選びとっているといった話法を多用するこ […]
2018年11月4日から改修工事のため休館していた岐阜県美術館が2019年11月3日、リニューアルオープンする。「美とふれあい、美と会話し、美を楽しむ」を理念に、多様な活動を展開する。12月22日までは、全館無料開放。 企画展は、「エターナルアイドル—永遠の偶像、美のかたち」をテーマに所蔵品を紐解 […]
アヤ・コレツキー監督「30歳のとき、世界を廻った」(現代ポルトガル映画:語りの霊性) 最先端の映像表現の祭典「イメージフォーラム・フェスティバル2019」が2019年11月8〜10日、名古屋・栄の愛知芸術文化センター12階アートスペースA、EFで開かれる。33回目となる今回のテーマは「ラフ&ワイ […]
「アッセンブリッジ・ナゴヤ」は、2016年から、名古屋の「港まち」エリアで展開されている音楽と現代美術のフェスティバル。今回は、地下鉄築地口駅から名古屋港駅にかけての地域を会場に、2019年9月7日から11月10日まで開かれている。 港まちという言い方は、いつの頃から言うようになったのか分からな […]
2019年10月24日の朝日新聞などによると、「あいちトリエンナーレ2019」への文化庁の補助金が全額不交付になった問題で、トリエンナーレの実行委会長を務める大村秀章愛知県知事は23日、臨時の記者会見を開き、文化庁に補助金適正化法に基づき、24日に不服を申し出ることを明らかにした。文化庁が手続きの […]
太田元弘 太田元弘さんは1962年、愛知県岡崎市生まれ。1985年、名古屋芸大絵画科洋画コースを卒業。1986年、 同大美術学部絵画科版画コース研究科修了。 愛知県岡崎市を拠点に、絵画と誠実に、純粋に向き合っている。豊田市美術館ギャラリー、織部亭などで個展を重ねている。 コンセプトや戦略、目的 […]
2019年10月14日に閉幕した「あいちトリエンナーレ2019」で展示された数多くの作品の中でとりわけ評価が高かった作品の一つが、シンガポールのアーティスト、ホー・ツーニェンさんが元旅館の日本家屋「喜楽亭」で展示した映像インスタレーション作品「旅館アポリア」である。閉幕前日の10月13日、ホー・ツ […]
L gallery(名古屋) 2019年10月12〜27日 小澤さんは、1981年、浜松市生まれのアーティスト。名古屋のL galleryや、岐阜のなうふ現代での個展や、グループ展などで発表を続けている。 人から譲り受けたもの、拾ったもの、不要なものとして回収したもの、あるいは、ごみになるものを […]
山形国際ドキュメンタリー映画祭の公式webサイトによると、2019年10月10〜17日に開催された「山形国際ドキュメンタリー映画祭2019」(YIDFF2019)のインターナショナル・コンペティション大賞に、王兵(ワン・ビン)監督の「死霊魂」が決まった。隔年で開催され、今年で30年目。 題材は、1 […]
ガレリア・フィナルテ(名古屋) 2019年10月15日〜11月2日 倉地比沙支さんは1961年、愛知県生まれ。1984年、愛知県立芸術大学美術学部絵画専攻油画卒業。その後、同大学院美術研究科油画専攻修了、同大学院研修生修了。2021年の2人展のレビュー「知覚の深度 植村宏木、倉地比沙支 ライツギャ […]
GALLERY IDF(名古屋) 2019年10月5〜20日 生川さんは1977年、三重県生まれ。美大を目指したこともあるらしいが、結局、大学は文学部に進み、ほとんど独学で絵を描いてきた人である。この画廊でグループ展に出品するようになった後、個展を継続して開いてきて、今回が8回目。 自分で撮影し […]
「あいちトリエンナーレ2019」は2019年10月14日、閉幕した。8月1日の開幕からの入場者数は65万人以上で、過去最高を記録した。開幕後すぐの8月3日にトリエンナーレの現代美術展示の一環で企画された「表現の不自由展・その後」が展示中止に追い込まれるなど、混乱が続いた。海外の作家を中心に展示の一時 […]
あいちトリエンナーレ2019パフォーミングアーツ 小泉明郎『縛られたプロメテウス』 Photo: Shun Sato 「あいちトリエンナーレ2019」のパフォーミングアーツ部門の一環で、2019年10月10〜14日、愛知芸術文化センター・愛知県芸術劇場の大リハーサル室を会場に、演劇的な映像作品で知 […]
©️Stephanie Berger/ Park Avenue Armory 2019年10月12日の日本経済新聞によると、SPAC(静岡県舞台芸術センター)が9月25日〜10月6日に米ニューヨークで開いたギリシャ悲劇「アンティゴネ」(ソポクレス作)の12公演が大反響を呼んだ。各公演約1000席の […]
ART MEDIUM(名古屋) 2019年9月21日〜10月20日 ART MEDIUMは、あいちトリエンナーレ2019の開催期間に合わせ、YEBISU ART LABOと同じ4階フロアに開設された実験的なスペースである。 鈴木さんは1968年愛知県豊橋市生まれ。筆者が勤める新聞社の東京本社で整 […]
gallery N(名古屋) 2019年10月8〜22日 「あいちトリエンナーレ2019」に出かけた人は、愛知芸術文化センター8階愛知県美術館ギャラリーの通路に、横幅15メートルもの長大な絵画《Conflagration》があったのを覚えている人も多いと思う。藤原さんは、1994年生まれの若手。名古 […]
写真は、全て©︎松原豊 三重県文化会館小ホールで2019年9月28、29日、老いのプレーパーク発表公演「老人ハイスクールDX」(作・演出=菅原直樹)があった。菅原さんが主宰するOiBokkeShi、三重県文化会館が組んで2017年から始めた3年がかりのアートプロジェクトの集大成ともいえる公演である […]
「あいちトリエンナーレ2019」で中止になっていた「表現の不自由展・その後」が8日午後、再開された。同展の中止に抗議して展示の一時中止・変更等をしていた出品作家の全ての作品の展示も8日から、本来の形で全面的に再開された。7日夜、トリエンナーレ実行委会長の大村秀章愛知県知事は緊急で記者会見し、再開を […]
島全体が国立のハンセン病療養所「大島青松園」になっている瀬戸内海の大島で、名古屋造形大教授の高橋伸行さんが代表を務める「やさしい美術プロジェクト」が立ち上げた交流スペース「カフェ・シヨル」。その設立時期に関わるとっておきの話を、2019年9月22日に名古屋市中区橘の崇覚寺であった「なごや寺町アート […]
2019年10月7日の中日新聞、朝日新聞などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、5、6日、愛知芸術文化センターで表現の自由を考える国際フォーラムが開かれ、津田大介芸術監督は不自由展再開について「再開しない可能性は五分五分と思う」との認識を示した […]