- 2019年9月30日
- 2024年10月12日
あいちトリエンナーレ 不自由展 6〜8日再開で和解
2019年9月30日の朝日新聞、中日新聞の夕刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、不自由展の実行委が展示再開を求めた仮処分申し立ての審尋が30日、名古屋地裁であり、トリエンナーレ実行委との間で、10月6〜8日に展示を再開する方向で協議する […]
2019年9月30日の朝日新聞、中日新聞の夕刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、不自由展の実行委が展示再開を求めた仮処分申し立ての審尋が30日、名古屋地裁であり、トリエンナーレ実行委との間で、10月6〜8日に展示を再開する方向で協議する […]
ギャラリーアートグラフ(名古屋) 2019年9月7日〜10月14日 日本の美術界は分断された社会で成り立っていた。以前、筆者が新聞の美術記者をしていた1990年代は、東海地方では公募団体が依然として力をもち、毎年2月ごろに開かれる日展は多くの観客を集めた。二科会や独立美術協会、二紀会、白日会、春陽 […]
「ニーチェの馬」、「ヴェルクマイスター・ハーモニー」などの作品で知られる、ハンガリ ーを代表する巨匠 タル・ベーラ監督が4 年の歳月をかけて 完成させた伝説の映画「サタンタンゴ」(1994年)が、製作から 25 年を 経て、東京などで公開されている。名古屋シネマテークでも10月12〜18日に上映。 […]
「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」中止問題に関して、文化庁の補助金が不交付になった問題で、表象文化論学会が2019年9月28日、「文化庁による『あいちトリエンナーレ2019』への補助金不交付の撤回を求める会長声明」を出した。声明内容は、以下の通り。 文化庁は「あいちトリ […]
Lights Gallery(名古屋) 2019年9月26日〜10月14日 佐々木類は1984年高知県生まれ。現在は、金沢市を拠点に国内外で展覧会を開き、ガラスを素材にしたインスタレーションを発表している。Lights Galleryでは、8月にも個展を開いた。 ギャラリー1階の空間に入って驚く […]
美濃加茂市民ミュージアム(岐阜県美濃加茂市) 2019年9月21日〜10月27日 美濃加茂市民ミュージアムは、「芸術と自然」をテーマに現代美術のレジデンスプログラムを継続している。 今回の竹田尚史さん(1976年生まれ)は、立体や写真、映像、インスタレーションと表現方法を多彩に変化させながら、自 […]
AIN SOPH DISPATCH(名古屋) 2019年9月21日〜10月5日 鈴木淳夫さんの作品は長く見てきた。今回はとりわけ、美しく、力強い展示である。2020年の個展「平面⇄立体」のレビュー、2022年の豊川市桜ヶ丘ミュージアムでの2人展レビューも参照。 鈴木さんは一貫して、パネルに何層、 […]
2019年9月27日の朝日新聞、中日新聞の朝刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止となった問題で、文化庁が26日に、採択を決めていたトリエンナーレへの補助金約7800万円を全額交付しない方針を発表したのを受け、トリエンナーレの実行委会長である大村秀章愛知県 […]
「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、あいちトリエンナーレのwebサイトによると、名古屋市美術館の会場に作品「無情」を展示し、22日夕のイベントの中で展示のボイコットを宣言した藤井光さんは、芸術祭実行委と協議の結果、9月27日から展示を一時中止することにな […]
2019年9月26日の朝日新聞、中日新聞の夕刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止となった問題で、文化庁は26日、採択を決めていたトリエンナーレへの補助金約7800万円を全額交付しないと発表した。文化庁は、展示内容の問題でなく、慰安婦を象徴した少女像など […]
2019年9月26日の朝日新聞、中日新聞朝刊などによると、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、25日に開かれた検証委員会が、不自由展について「条件が整い次第、すみやかに再開すべきである」との中間報告をまとめた。報告を受け、芸術祭実行委会長の大村秀章知事 […]
日本料理 寶樂(愛知県一宮市) 2019年9月7日〜10月27日 「公器」は、「おおやけ」のことであって、例えば、「新聞は社会の公器」などという。そこには公共の役に立つもの、の含意がある。愛知県一宮市の料亭「日本料理 寶樂(たから)」は、美術家の松本幹永さんの家業である。この企画は、料亭の日本建築 […]
YEBISU ART LABO(名古屋) 2019年8月24日〜9月28日 1986年、三重県出身。ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校の第一期生として学んでいた2015年に、交通事故後で心身のバランスを崩していた母親が自死したことで人生観が一変。死者への視点を変容させる絵画に取り組む。今回の「輝け […]
「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた問題で、あいちトリエンナーレのwebサイトによると、新たに愛知芸術文化センターに出展している南ア出身のアーティスト、キャンディス・ブレイツさんが2019年9月24日以降、平日は展示室を閉鎖し、声明文を提示することになった […]
「なごや寺町アートプロジェクト」が2019年9月22〜28日、名古屋市中区橘の崇覚寺と日置神社で開かれている。 プロジェクトは2017年、名古屋造形大学の50周年記念事業として始まり、今年で3回目。同大学出身者を中心としたアーティストらの作品で構成される、まちなかアート展である。 今年は、名古 […]
「あいちトリエンナーレ2019」で名古屋市美術館の会場に作品を展示しているアーティストの藤井光さんが2019年9月22日夕、展示のボイコットを宣言した。この日あった同美術館でのレクチャーパフォーマンス/鑑賞ツアーの最後になって参加者の前で宣言した。中止になった「表現の不自由展・その後」の再開への動き […]
山川冬樹さんの新作「海峡の歌」は、かつて隔離された大島から自由を求めて対岸の四国・香川県の庵治町に泳いで渡ろうとした人が後を絶たなかったという歴史から着想した映像インスタレーションである。泳いだ人の多くは、潮に流され、対岸にたどり着くことなく亡くなった。自ら約2キロを泳ぎ、そのときの映像が展示され […]
としのこえ、とちのうた 会場:旧豊田東高校(愛知県豊田市) 愛知・豊田市美術館の北隣の旧豊田東高校の弓道場周辺で、2019年9月13日〜10月14日、現代美術のグループ展「としのこえ、とちのうた」が開かれている。 敷地には、2024年秋、建築家・坂茂さんの設計による豊田市博物館が開館する予定だが […]
ドキュメンタリー映画「東京裁判」の4Kデジタルリマスター版が2022年8月5〜11日、名演小劇場(名古屋)で特別上映される。 名古屋では、2019年8月に名古屋シネマテークで上映され、大ヒット。同年9月にもアンコール上映された。 日本の現代史の節目に当たる極東国際軍事裁判(東京裁判)を通して、 […]
旧産業技術総合研究所中部センター瀬戸サイト(愛知県瀬戸市西茨町)2019年9月7日〜10月14日 新聞の美術記者になりたての1990年代半ばごろは愛知県瀬戸市といえば、陶芸の取材で行くことが多かった。 その後、亡くなった現代美術家の栗本百合子さんがインスタレーションを展開した愛知製陶所にも出かけ […]