工藤哲巳、中西夏之、菊畑茂久馬、三木富雄らの作品群
愛知・碧南市藤井達吉現代美術館で2025年1月4日〜2月24日、「足利市立美術館所蔵・浅川コレクション 夢を追いかけた“前衛”の鼓動」が開催される。
浅川邦夫氏(1932‒)は、半世紀にわたり現代美術を扱うギャラリーに深く関わり、優れた画商としての眼力で蒐集した900点を越える美術品を、足利市立美術館に寄贈した。
本展は“前衛”と呼ばれた時代(1960年代‒1970年代初頭)にスポットを当て、小野忠弘、桜井孝身、工藤哲巳の抽象画、中西夏之、菊畑茂久馬、三木富雄のオブジェ、細江英公や羽永光利の写真、ゾンネンシュターンの個性的な色鉛筆画やラウシェンバーグのコラージュなど、厳選した国内外の作品群を当時の熱気とともに紹介する。
開催概要
展覧会名 | 足利市立美術館所蔵・浅川コレクション 夢を追いかけた“前衛”の鼓動 |
会 期 | 2025年1月4日(土曜日)~2月24日(月曜日・休) |
観覧時間 | 10:00 ~17:00(入場は16:30まで) |
休館日 | 月曜日、1月14日(火曜日) (1月13日(月曜日・祝)、最終日の2月24日(月曜日・休)は開館) |
観覧料 | 一般800円(640円)、高・大学生500円(400円)、中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金。市内在住・在学の高校生、市内在住の65歳以上、各種障害手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料。受付に証明書を提示。 |
主 催 | 碧南市藤井達吉現代美術館、碧南市、碧南市教育委員会 |
共催 | 朝日新聞社 |
協力 | 足利市立美術館、浅川邦夫氏 |
展示構成
第1章 『南画廊』と浅川コレクション 1956-1967
中西夏之、 菊畑茂久馬 、三木富雄、工藤哲巳、 靉嘔、小野忠弘、堂本尚郎、 駒井哲郎、 難波田龍起、加納光於、山口長男、オノサト・トシノブ、桜井孝身、今井俊満、瀧口修造、福島秀子、 ジャン・フォートリエ、アルベルト・ジャコメッティなど。
第2章 画商・浅川邦夫とコレクション 50years
篠原有司男、 赤瀬川原平、池田龍雄、ハンス・ベルメール、ピエール・スーラージュ、ロバート・ラウシェンバーグ、アンディ・ウォーホル、カレル・アぺル、マックス・エルンスト、サルバドール・ダリなど。
第3章 『画廊春秋』と浅川コレクション 1968-2003
細江英公、谷川晃一、吉野辰海、清水晃、 宮迫千鶴、 秋山祐徳太子、澄川喜一、 森田玖吾、羽永光利、新井リコ、今泉省彦、成田秀彦、小杉武久など。
記念鼎談
演 題 | 魅力的なコレクションのエピソード |
講 師 | 浅川邦夫氏(コレクター) 江尻潔氏(足利市立美術館・次長/学芸員) 篠原誠司氏(足利市立美術館・学芸員) |
進 行 | 木本文平(碧南市藤井達吉現代美術館・館長) |
日 時 | 2025年2月8日(土曜日)14:00~15:30 |
場 所 | 地下1階・多目的室B |
参加費 | 無料 |
定 員 | 60名(先着順) |
※要申込